ぐうたらスズメ "幸福な遊戯" 2026年1月14日

幸福な遊戯
幸福な遊戯
角田光代
短編集その1 『幸福な遊戯』 男2人、女1人のシェアハウス。 カメラが出てきてなんかオシャレ。 若い、儚い、美しい。 約束は簡単に破られる。 とうとう主人公は、彼らの友情を壊してしまう。 自分がしたことに原因があったと最後まで気付かず、それでいて、わけも分からず必死に執着し醜態を晒す。誰にでも、こんな経験あったよね? 言動の整合性の無さ、目の前の相手に対する不誠実さ、自分に正しくあろうとすることに無頓着なところ、若い頃のあれって何だったんだろう? ハルオや立人は、事を荒立てない。悲しそうに、やさしく家を出て行く。誰も責めない。 主人公とこの2人の違い、何だろう? 育ちの悪さだと思うんだけど、どう書いてあったかな。 若いのに人として出来上がってる…!と感じさせる人が過去何人かいたけど、親にちゃんと愛されたであろう安定感があった。 私もできればそっち側が良かった。 ハルオのカメラはきっと続いた。 あの女やばかったよなー、って2人で笑い合っててほしい。
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