
うに
@ounidayo
2026年1月15日
BUTTER
柚木麻子
読み終わった
※ネタバレあり
序盤を読んで、バター醤油ご飯を食べたのは私だけではないはず。
食べることが大好きで万年ダイエットしている身なので、ところどころギクッとする。
序盤から梶井の話術に惹き込まれてしまい、親友の怜子の言動に少し引いたり、梶井が泣くシーンでは何だか妙に嬉しくなった。主人公と同じ感情の流れをまんまとなぞってしまった気がする。
ラストの皆で七面鳥を囲むシーンは、梶井が内心求めていたけど築けなかった仲間との関係性で切ない。
女性への評価、性、親子関係、色々なリアルを描いていたが、篠井さんの存在にはフィクションを強く感じた。見返りを求めず情報提供、家提供、あまりにも都合が良すぎる。
あと怜子と篠井さんへの「下世話な勘繰り」の部分が全くしっくりこなかったんだけど、篠井さんと怜子が関係をもっていたとするとめちゃくちゃではないか?怜子はそんなことしないだろうと思ったけど、私が何か読みたりてないのかな。
ねっとりとした読後感で読むのに思いのほか時間がかかったが、面白かった。


