もぐもぐ羊 "ほんのかすかな光でも" 2026年1月15日

ほんのかすかな光でも
ほんのかすかな光でも
チェ・ウニョン,
古川綾子
チェ・ウニョンさんの記事を読んで発作的に読みたくなって本棚から出して表題作だけ読んだ。 起きることはしんどいことだったりするけど、それをしんどいままにしない、物語の中で助け合える関係で読ませてくれるのは安心感がある。 また2009年の龍山区で起きた立ち退きに抗議した住人が立てこもりそれを排除しようとして投入された警察官たちの衝突でビルが全焼し死者が出た事件についても触れていた。 この事件の当事者でなくても近隣に住んでいたことで自分ごととして受け止め傷を負う人がいること、多くは他者が事件の関係者(弱者)を悪くいうことで負い目や後ろめたさを感じるのだろう。 そういう繊細さは現代ではあまり歓迎されない風潮であるが、誰かの気持ちに寄り添うやさしさと考えると失いたくないなと思った。
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