久保みのり|書店よむにわ "言語化するための小説思考" 2026年1月16日

言語化するための小説思考
「僕の前では無口な美容師が、他の客に対してはそうではなかった(しかもLINEの話もされなかった)」というだけの話だが、美容院から自宅に帰る途中で僕は「これは小説だな」という感覚を抱いた。(p.129) 『地図と拳』を読んで、これはとてつもない小説だ、と感動した。この人は余程歴史を勉強したのか、何か朝鮮半島に特別な想いが……?と感動が問いとして残ったので、この本を手に取った。そしたら、こんな日常の場面から小説が生まれると言う。小川さんの書く小説は一文も無駄がなく、思考の果てにあるとも知る。もう、読んでいる間ずっと、おもしろかった!
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