カレーごはん "ミーツ・ザ・ワールド" 2026年1月3日

ミーツ・ザ・ワールド
金原ひとみ『ミーツ・ザ・ワールド』 すっごい良かった。超好き。最後に行き着く、分かり合えない他者を愛することのどうしようもなさと祈り、みたいなものが、物凄く自分が覚える感情(愛情?)にしっくり来てじーんと嬉しく切なくなりました。分かりやすい救いはないし、諦めの境地とも言えるけど物凄く温かい気持ちになれる小説。 金原ひとみが語る「片想い世界」って感じもしたな。この世は片想いでできていて、それは届かなくても全然悲しいことじゃないんだよなと思うなどしました。 死や諦念、他者とのわかりあえなさであふれた金原ひとみの真髄って感じの物語でありながら、タッチはとても軽くてむしろカラッとしてもいて、金原ひとみ初めて読むって方にもお薦めしたい一冊。
ミーツ・ザ・ワールド
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