
あまね
@sennadasilva
2026年1月16日

古くてあたらしい仕事(新潮文庫)
島田潤一郎
読み終わった
Kindle
@ 自宅
タイトルで気付いておけばよかったのだけれど、なぜか平仮名が多用されていて、これは一体? 後書きにて息子さんに読んでほしいと書いてあったから、その為の平仮名?
そのせいで読みにくさはあったが、お仕事への矜持や本というものへのこだわりや価値をとても大事になさっているのだとわかる内容。夏葉社の本を実際に手に取ればその丁寧さが実感できる。
ツルゲーネフも、村上春樹も、漱石さえもあたらしい。 読み慣れた読者からすれば、彼らは懐かしい作家以外のなにものでもないのかもしれないが、その名前も知らない読者にとっては、彼らはいつでもあたらしい作家だ。
本をつくるということは、その作家の、その作品の、いちばん瑞々しいところを掬い上げるということなのだと思う。



