"時をかけるゆとり" 2026年1月17日

紺
@konniro
2026年1月17日
時をかけるゆとり
朝井リョウさんのお名前には必ずと言っていいほど「面白い」という言葉が添えられているのが気になって読みました。 「朝井リョウ」の「浅煎り」の部分 読書をすると、その本に思考が引っ張られる。この本でそれに気付けました。 どうやら私は朝井リョウさんと同年代です。彼がうら若き学生時代を曝け出すのを垣間見ていると、微笑ましく、時にハッとさせられ、早くに自我が芽生えた人への憧憬を感じました。 そしてなんと、私はかの有名な「桐島、部活やめるってよ」を読まずにこの本を読んでいます。 桐島さんが部活をやめるお話なんだろうなあくらいの知識でこのエッセイを読んだ結果、そりゃ、桐島さんが部活をやめるお話にこのタイトルをつけるひとだなあ、と思いました。 今この本を読み返した朝井リョウさん自身が、「アア!」と声を裏っ返して顔を覆いながら転げ回るような、そんなひとになっていたらいい。そう思える一冊でした。
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