
がみ
@ottoto-dameda
2026年1月17日
「ダメ女」たちの人生を変えた奇跡の料理教室
キャスリーン・フリン,
村井理子
読み終わった
インスタントのツナキャセロールと、“トップ・シェフ”の間に、あなたにとって心地よい場所を見つければいいじゃない。焦がしても、落としても、煮過ぎても、生焼けでも、味気なくても、食事のしたくに失敗したって、それでもいいじゃない。たかが1回の食事なんだもの。明日になったらまた作ればいい。100年経てば誰も違いなんてわかりっこないのだから。(P220)
38歳で名門料理学校を卒業した著者が、料理に自信の持てない女性たちのために料理教室を開いたドキュメンタリー本。
本の中にはさまざまな女性たちが登場する。
「両親との“思い出の味”がマクドナルドの女」「業務用スーパーで買うひとり暮らしの女」…などなど…。
みんな肥満や経済的理由、栄養不足やフードロスなどの悩みを抱えているにも関わらず、罪悪感を抱きながら毎日インスタントの食品を食べている。
わかるわかる!という悩みもありつつ、彼女たちは仕事にもプライベートにも意欲的なのに、みんな料理に対して過度に失敗を恐れる気持ちをもっていることに驚かされる。
と同時に親近感もおぼえてぐいぐいと読み進められた。
料理に限らず、運動や勉強、家事など、失敗したってどうってことない事柄なのに、ことさら自信を損なわせるものってあるよね。
本の中の女性たちが料理に取り組みイキイキとし始めるのは楽しく、読んでいてポジティブな気持ちになる。
私も捌いてみようかな、丸鶏。
(それにしても原題『The Kitchen Counter Cooking School』を『「ダメ女」たちの〜』とするのはどうなん)
