
ayami
@chanmiii_3
2026年1月17日
カフェゴトーの記録
川島小鳥,
後藤進,
瀬谷薫子
読んでる
@ È PRONTO 浜松UP-ON店
私にとって、学生時代、そして卒業してからも何度か訪れたことのある、早稲田の思い出のカフェを舞台にしたエッセイ、あるいは店主のインタビュー記録とも受け取れる一冊。
編著者の瀬谷さんの文章は、カフェゴトーの魅力をとても的確に、あの場所のあの居心地、体温を蘇らせてくれるように書き留めてくれていて、読み心地がとてもよい。この方の比喩がすきだ。
後藤さんの口から語られる言葉たちは、まるで人生哲学のよう。あたたかくて、人間味があって、ユニークで、ずっと大切にしたいものが詰まっている。そんな人が店主だから、そんなお店が生まれるんだなと思った。
まだ1章。つづきも楽しみ。
(2章を読んで追記)
カフェゴトーの代名詞であるケーキのレシピが余すことなく公開されていて、驚くと同時にとても嬉しい気持ちになった。
思えば冒頭のほうにレシピを公開することに抵抗がないと書いてあったな。ありがたい。
好きだった味、心に残った味、そして、大切な思い出となっている味が詰まっていることが、ケーキたちの、そしてカフェゴトーの魅力を、一層深めているのだろう。
まず物語があって、愛情がある。
その上で、家庭的なケーキのビジュアルとは裏腹に、元ビストロ料理人としてのプロの技、センスも随所に込められている。
おいしさって、材料とレシピだけでできてるんじゃないんだなって改めて思う。
今すぐにでもカフェゴトーに行ってタルトタタンを食べたい気分。
