
和月
@wanotsuki
2026年1月17日
湯気を食べる
くどうれいん
読み終わった
すごく読みやすくて、出来たてのごはんが食べたくなるエッセイ。
最近は図書館で借りて読んだ本の中から、また読み返したくなる作品を買うようにしていて、結果この本は絶対に本棚に必要!となった。とっても良かった。
くどうれいんさんの作品は『うたうおばけ』を以前に読んだことがあり、文章を読ませるのがとてもお上手だなぁという印象だった。個性が光る眼差しで物事を捉えているのに、読者が共感しユーモアを感じる筆致で書かれていてするすると読める。人気があるのも納得。
エッセイというジャンルは著者の関心を主軸に展開されるので、そこが刺さるかどうかで個人的には評価が揺れがち。
その点、今回の『湯気を食べる』はどんぴしゃに好きなテーマで最高だった。なんてったってどのページも美味しいごはん、満足度の高い自炊、旬の食材で溢れかえっている。とりあえず一番実践しやすそうなたまご丼を作ってみたくなったし、東北の美味しい食べ物達をたくさん知ってしまったので、お取り寄せしてみたくなった。
好きな一文(抜粋)
「食っていう字はね、『食べると人が良くなる』とおぼえてね。たくさん食べて、たくさんいい人になりましょう」


