
おとわ
@otty1211
2026年1月17日
夜と霧
ヴィクトル・エミール・フランクル,
ヴィクトール・E・フランクル,
池田香代子
かつて読んだ
再読中
ふと思い出した
紹介
以前購入。
ところどころで思い出しては、本当に辛い時に何が大切なのか、「良く生きる」「最後まで生き残る」とは何なのか、考えるキッカケとなりました。
真実を見た方がいいと思い写真入りの旧版の方を購入したものの、そのショッキングな写真のため勇気がないと手に取ることができなくなってしまい・・・新版の方でも良かったな、とたまに後悔してます。
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人生の絶望期に人として生きるために大切なこと。
人間としての尊厳を奪われても、なお生きる意味を教えてくれる、21世紀に残したい世界の名著。
アウシュビッツ強制収容所での体験を精神科医である筆者がその視点で記録した一冊。
私は!こういう本との出逢いを求めて日々本を探し彷徨ってたんだなあ!
読むことで世界が一歩深く見えるようになる本だ、これは。
「20世紀 小説 100冊」などで検索かけて傑作を探していた途中、「人気書店が選ぶいま読んでおきたい100冊」という記事に出逢い、その中で紹介されていたもの。
本屋で探しまくったけど文庫本は出ておらず、1,650円の新版(2002年)か1,980円の旧版(1956年)のみ。
新約の方がおそらく読みやすいだろう、だけど旧版の方が表紙的に惹かれる。
amazonのレビューを見たところ、どうやら旧版にのみ解説と写真と図版の資料が収められている(らしい。)。
家庭に置く本として、写真があった方がいいに違いない、と判断し旧版を選択。
旧字体の漢字や堅苦しい文章、滑らかでない日本語に苦戦はしたものの、「これは良書だ」としみじみ感じながら読み入りました。
サリンジャーを引っ張ってきて恐縮ですが、「ライ麦畑〜」で、終盤、先生は主人公に「勉強する意義」を説明するんだけど、「苦しみや悩みを記録することで、いつか誰かがそこから学ぶことができる。学識のある人は明確な表現をもって価値のある記録を後に残しやすい。」としている。
まさしくフランクルが残した「夜と霧」の役割だ。
うわーーすげーーーって空を仰ぎますわな。
自分の経験を未来の若者の悩みに応える形で残しておいた、という時点で偉業を成し遂げちゃってる。
アウシュビッツに比べれば大体のことはなんだってなるじゃん。
地獄を生き抜いた人の精神分析なんて、何にも代えられないよ。
しかし、アウシュビッツ強制収容所という極限の状況における精神分析なので、半分哲学に足を突っ込んでいるようなもの。
理解できたのかは謎。
最後の写真は、本当におぞましい写真の連続なので、心がコーティングされてるような時に見ること。
すっぴんの状態で見ると、人によっては吐き気をもよおすのでは。
(かなり手直しをされてるようだから、新版も買おうかな。)




