ハル
@harubooks
2026年1月16日

言語化するための小説思考
小川哲
読み終わった
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「小説家は、抽象化と個別化を通じて、知らない世界について書く。この抽象化と個別化がうまく働くと、『ペスト』や『一九八四年』や『カラマーゾフの兄弟』のように「普遍性」を獲得することができる。読者が「この小説は私について書かれている」と感じるとき、小説家はあなたのことを知っているわけではなくて、小説家自身のことしかわからない──わからないのだが、自分の体験を抽象化し、抽象化した構造を個別化する作業に成功しているのだ。」
—『言語化するための小説思考』小川哲著
村上春樹は、これに長けている。本当に。

