かおり "らんたん" 2026年1月17日

かおり
かおり
@6kaorin5
2026年1月17日
らんたん
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柚木麻子
苦手克服後の柚木麻子、長編小説だ。 『BUTTER』とどちらを読もうかと迷ったのだが、帯にある 村岡花子、柳原白蓮、津田梅子、大山捨松などといった名前にまたまたミーハー魂が。 中盤まではたのしく、夢中で読んだ。 平塚らいてうなど「青鞜」の時代辺りが個人的にはやはりピーク。それ以降はもう…なんていうか、河井道 の洗脳に思えて。 ガチガチ、ゴリゴリのフェミニズム大河小説。 シスターフッド。 十年以上も前だが、娘の中学受験で恵泉の説明会へ行ったことがある。残念ながら私も娘も恵泉という女子校に全く惹かれなかった。その理由がこの作品で朧げながらわかったような気がする。柚木麻子が苦手だったのも、たぶん。 道の元を去って行った人物達に私は近い。 瀬戸内寂聴がこの河井道という人物を描いたらどうだったのだろう?とも思った。伝記小説として。 平塚らいてう、与謝野晶子、山川菊栄、市川房枝、伊藤博文、徳冨蘆花に有島武郎、太宰治、GHQやら白州次郎…次々に出てくる錚々たる面々。 私は道の傍らでずっと飄々としながらも優しく強く見守り続けた新渡戸稲造という人物をもっと知りたくなった。ワニの名前にまでなるんだから。 そして。克服したはずの柚木麻子だけれど、再びの苦手感を覚えてしまった。でも、いずれ『BUTTER』は読みたいと思う。 書きたいこと、言いたいこと、思うことはまだまだたくさんあるのだけれど、ここに記すにはあまりにも毒になりそうなので自分の胸に留めておきます(^-^) 久々の700ページ超。それだけ読み応えはある作品だった。
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