
Rica
@rica_bibliotheca
2026年1月18日

プルーストを読む生活
柿内正午
読み終わった
保坂さんではじまり友田とんさんで終わるってなんてすてきなんだ.
これまで、わたし自身は季節や天気によって体調や活動が大きく左右されたりといったことがほとんどなくきてしまったからか、著者の時折(わたしには頻繁に感じられた)しんどそうにしている記述にふれるたび、新鮮な驚きを覚えた. 実はそういう人の方が多くて、わたしが心身としっかり向き合っていない(あるいは鈍感)だけなのかもしれない..... そのことで知らず知らず誰かを傷つけてきたかもしれない、とも.
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ひとつひとつの生活の、わからなさをそっとしておくこと。それでも知ろうとすること。その両方。
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やり方と言うのは、一つ覚えれば三つ知らないことを思い知るというたぐいのもので、限られたやり方に固執して他のやり方を馬鹿にするような愚劣に陥りたくないなといつも思っている。
・・・「サッカー部の物質に入り浸る美術部員」みたいな感じで本を読みたいと思っている。互いに無用なものだと馬鹿にしがちな異なる文化圏をしゃあしゃあと行き来していたい。本とは遠い業界で会社員しながら、毎日ビジネス所からプルーストまで本を読むと言うのも、この考えに基づいている気がする。
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面白くない場合、こちらに面白がるための土台、姿勢や準備が整っていない場合が多い。なるべくなら面白がれることを増やしていきたいし、そういう無節操な態度こそが本を読む醍醐味だった。僕は何でも楽しみたい。
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