ゆに "編棒を火の色に替えてから" 2026年1月18日

ゆに
ゆに
@nr_niji
2026年1月18日
編棒を火の色に替えてから
軽やかで清潔で読んでいて気持ちのよい詩文集だった。 以下、特に好きだった句。  鏡の上のやさしくて春の出棺  沢山の百合ゆるされて戸を放ち  招待客胡桃の中に消え真昼  姉死んで妹あける豆の缶  薄暑の手ふらふら振ってもうゐない  麦発芽ぴゅーんと速い星の下  羊追ふ男の眼したたれり  薔薇園に友みうしなふすぐみつかる  窓の梅中勘助の日記の字  餅のびる熱い曲り(カーブ)の星旅行
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