sr "砂糖の世界史" 2026年1月18日

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@sr_orc
2026年1月18日
砂糖の世界史
砂糖の話であり、砂糖の流通から見た世界の動きの話の本でした。 砂糖の話であり、奴隷制度の話であり、食文化の話であり、産業革命の話でもあり、過去に終わったものではなく、現代へとつながる話。 自分が知っている世界史は、国ごとの歴史を順番に見ていくものが多かったので、一つの商品に焦点を当てて複数の国の動きを同時に見ていく視点は新鮮で、かつ今までばらばらに知っていた情報が一つにつながっていく感覚が面白かったです。 あとがき曰く、この本は、「世界システム」論といわれる歴史の見方(近代の世界をひとつながりのものとみなす考え方。近代の世界をひとつの生き物のようにみなし、その成長や発展をみていこうとするもの)と、歴史人類学(歴史上の人びとのくらしの実態を、モノや慣習などをつうじてくわしく観察しようとする学問)の視点を用いて書かれたのだそう。 砂糖だけではなく、色々なものに焦点をあてて今までの歴史を学び直してみたい…。 「この二つの歴史の見方をつなぎあわせると、近代の世界の動きが、手にとるように具体的に、よくわかるだろうと考えたからです。 みなさんがこの本を読んで、一見したところ、おたがいに何の関係もないような世界各地の人びとの生活が、相互に深くかかわりあっていることを理解してくだされば、著者としてはとてもうれしく思います。」(あとがきより引用)
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