
kake
@kake_06
2026年1月18日
クスノキの番人
東野圭吾
読み終わった
映画化が決まる前から気になっていた一冊。
クスノキの番人を任された主人公と、クスノキのもとへ祈念に訪れる人々を巡る物語。
ヒューマンドラマが好きな自分はミステリーに強い東野圭吾さんの作品を避けていたが、とても読みやすい一冊だった。言葉では伝えきれない感情やイメージを念としてクスノキに預けることで伝えることが出来る。ただ、祈念に来た佐治さんは兄の作った楽曲を受け取り、壮貴は念を受け取らない、いや受け取れないといったように、通常の祈念とは異なる受念方法を採用することで、飽きさせず読みやすい話になっていたと感じた。
個人的に玲斗への敬語や服装への叱りや玲斗の人生を否定しない千舟の姿勢と、最後に家庭を持たなかった千舟が、唯一血の繋がりのある玲斗に対して愛情を感じれたシーンが良かったなと思った。

