夜鷹
@snowdrop_0
2020年4月24日
透明な夜の香り
千早茜
かつて読んだ
お気に入り
再読本
手元に置いておきたい
書店で見かけて、表紙が素敵だったこと、題名が好みだったこと、著者が、当時地元ローカルの、朝の番組で話題になっていたこと、何より、ぱらぱら開いて冒頭の文を読んだとき、絶対に面白いと思い、購入。
世界観がいい。
街から少し離れた森の洋館で調香師を生業とする小川朔。幼馴染で探偵、小川朔によく依頼人を連れてくる新城。調香に使うハーブなどを育てる洋館の敷地の庭で庭師をしている源さん。そこへアルバイトをすることになった一香。
といった、主要な人物たちも好きだ。
小川朔は、依頼人の話を聞きながら、記憶を呼び覚ます香水を的確に作る。
それによって、サスペンスが起きたり、ちょっと怖い。
様々な香りが出てきて、嗅いでみたいと思う。
1話完結のミステリードラマのように、読みすすめていたのだが、途中から、人嫌いの朔が、一香に対する独占欲のようなものを感じ取り、おや………?となる。
ふたりのペースで、関係が育まれたらいいなぁと、にまにましながら、本を閉じた。