
朝胡
@asahisa22
2026年1月19日
移動と階級
伊藤将人
読み終わった
@ 自宅
移動(モビリティ)という概念とその論点について、網羅的にまとめられていて、分かりやすい本だった。
移動について語るとき、移動しないこと(インモビリティ)も重要な観点である、というのが面白かったな。
たとえば、禁固刑という移動を制限する刑罰が重いものとして規定されていることが移動の価値を示している、というのはなかった視点だった。
移動という概念は、色んな議論における斜め軸の観点として機能しそうでいいね。
道理で、モビリティという単語を目にするようになったわけだ。
目にすると言えば、本書で交差性(インターセクショナリティ)への言及があったのに、びっくりした。
まだ二度目の邂逅だが、格差を考える上で重要な概念だと思っていたから、こうやって新書で言及されることの意義を強く感じる。
交差性についてはもっと語られてほしい。



