
猫島みい子
@cestopis
2026年1月19日
野良猫を尊敬した日
穂村弘
読み終わった
失敗談…というか情けない話がほとんどなのだけど、読み心地が清々しい。心が少し軽くなる。
「穂村さんよりはマシだ」と見下して気分が良くなる…では決してない。文章に嘘がないからだと思う。あれもこれも上手くいかない、と多くの人が誤魔化してしまいそうな本音がさらけ出されている。しかも、それを「潔く」ではなくて渋々。
葛藤が見えるからこそ、読み手は穂村さんを信頼して、共感して、読みながら心を許すのだと思う。
読みながら穂村さんのことが好きになるし、自分の情けなさも少しだけ受け入れられるようになる。
巷で出回る、無理にいい話に落とし込んだものや、上から目線でのこうすれば上手くいくという教訓とは対極。