
munum
@munum
2026年1月20日
誰でもない
ファン・ジョンウン,
斎藤真理子
読み終わった
「彼はただ、やってきた通りのことをしたんだろう。つまりパターンみたいなものだな。決定的なときに一歩あとずさりする人間は、次の瞬間にもあとずさりする……(中略)決定的に、彼、という人間になること。綯ってきたように縄を綯うこと。いつもやっていた通りのリズムで綯うこと。誰もが自分の分の生地を持っており、その上に織り出される模様は、たいがいそんなふうにできているんじゃないのか。そうじゃないのだろうか。知らず知らずのうちに僕も織り上げてきたパターンの連続、連続、連続。」