ゆり
@marumaru3368
2026年1月18日
文庫 坂の途中の家
角田光代
読み終わった
まるで私の気持ちをなぞっているかのようで、ザワザワとした気持ちになりながら読んだ。
性差で断じたくはないけれど、同じような感想を持つのはやはり女性が多いのではないだろうか。
「夫のおだやかな言葉の裏に隠された、とげとげしさ、あざけり、非難、そういったものに無意識ながら気づいていて、催眠術にかかったように肩じてしまっているのではないか。
自分はふつうの女性と比べて劣っているのに違いない。だからふつうの女性ができることができないんじゃないか。気もまわらないし、無神経だし、家事も苦手ー子どもが生まれてもうまくできないかもしれない、いい家庭なんか作れないかもしれない。」
「被告人は旦那さんを憎んでいたのではなくて、抵抗していたんじゃないでしょうか。脅さないでほしい、馬鹿にしないでほしい、自言を奪わないでほしいという一心で、旦那さんに言い返していたんじゃないでしょうか。」
