
かみちー
@kamichiiii
2024年7月1日

夜と霧
ヴィクトル・エミール・フランクル,
ヴィクトール・E・フランクル,
池田香代子
読み終わった
ナチスの強制収容所で人間の残酷さとその狂気を体験した精神医学者の手記。
ホロコーストをテーマにした映画の公開をキッカケに読んでおくかと手に取ったものの…
読んでみるとその悲惨さはもちろんなんだけど、それよりも人間の精神が持つ気高さみたいなものに感動させられた部分もあり。
ホロコーストを知るにも良い一冊だし、人生をどう生きていくかというのを考えるにも良い一冊。
印象に残ったのは…
『何のために生きるのかを問うのではなく、生きることが私たちに何を期待しているのか問われている側であり、一般論ではなく個人が具体的な行動で答えなければならない』
という部分。
これ何をやっても窮屈で生きづらい現代人にすごく刺さると思うんだけど…!
人生の意味って何?とかじゃない。
人生があなた達に意味を問うているんだよ?
ということ。
自分の決断とか、態度とかを決められるのは自分だけの自由であって、それこそが人生で、それを多くの人が見ているということ。
少し勇気をもらえる一冊かもしれない…!

