読書ごろごろ "おいしいごはんが食べられます..." 2026年1月20日

おいしいごはんが食べられますように
この本を読もうと思ったのは、『おいしいごはんが食べられますように』という優しい題名と表紙から感じられる不穏さのギャップに惹かれたからだった。 読んでみると、最初はどこにでもいるオフィスで働く社会人の日常が描かれていた。このありふれている日常の中で感じる社会的な正しさと自分のマインドとのギャップが残酷に描かれていた。ここで苦しいのがこのギャップが全く理解不可能なものではなく、誰でも感じたことが少しでもあるものであることだ。よくないのにわかってしまう思い当たる部分が多いからこそ自分の嫌なところを目の当たりにしているような気持ちになった。これを読んでおいしいごはんは食べられないと思う。短いけれど十分すぎる満足感。
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