book & wine 方方 "灯台へ" 2026年1月21日

灯台へ
灯台へ
ヴァージニア・ウルフ,
鴻巣友季子
タイトルからイメージしてたのとは、ぜんぜん違った。たった二日しか描かれておらず、まあ灯台に行かないのである。 鉤括弧のセリフと内心の思考。誰が話しているかが判然としない。たしかに、われわれの本心はいつも本人にすらわからないと言うかのような、さまざまなものが溶け合った文体。 最初は慣れなかったけれど、読んでくうちに「人間〜!」となる。内面や考えがたくさん語られる小説だからこそ“ヴィジョン”の鮮やかさが際立っていた。
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