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book & wine 方方
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@houbou_enzan
本とワインのちいさなお店。 近現代文学、SF、詩歌が好きです。山梨・塩山で週末を中心に、月に2,3度だけオープンする本屋の店主です。新宿から特急かいじで1.5時間、塩山駅から徒歩6分。
  • 2026年2月15日
    マクロプロスの処方箋
    マクロプロスの処方箋
    不老不死をテーマにしたSFちっくな戯曲。 誰の手に不老不死の処方箋はうけつがれて、その人はどうするのか。長く生きることは幸せなのか。 資本主義的な「みんなが欲しがる」価値づけと、倫理的な意味での「ひとりの経験」の対比が、どたばたした滑稽劇の展開でよい! 昔戯曲を読んだ時は、なんというか、ドラマチックすぎると感じてちょっと読みづらかったのだけど、いわゆる会話劇だととらえた今回は、するすると読み通せた。失われた時を求めて2を読んでて、少し別のも読みたくなり、息抜きに読了。
  • 2026年2月15日
    はじめてのウィトゲンシュタイン
    論理哲学論考をいつか読みたい。でも立ち読みするたびにむずかしそうだと怯んでた。こちらは初心者向けのよきガイド本とのことで読んでみた。 論理哲学論考はウィトゲンシュタインの主たる哲学的思想だと思っていたが、これはいわるゆ前期と呼ばれるものであること。 彼の生まれ育ち、第一次世界大戦に従軍したこと、戦場でメモ書きしながらまとめた論考であること、ケンブリッジ大学に行く経緯、人生のうまくいかなさ。彼の天才的な思考と生き様をからめて知れたこと。 語りえないこと。言葉で世界は認識されるということ。後期に取り組んだ形態学のはなし。 正直、初心者向けと言われても、思想書を読みなれていない自分にはかなり難解だったが、世界の捉え方や精神的痙攣については、共感するものが多かった。 最後に紹介されていた、世界中に散らばっている友へ向けて書いているという、彼の晩年の一文にとてもぐっときた。わたしにとっても、書くこと、編集すること、本屋を営むことはそうなのだとわかった。
  • 2026年2月2日
    失われた時を求めて 1 スワン家のほうへ I
    今年の目標本。 まずは一巻を読み終える。年末に買って、1月中に読み終えたかったから、まぁまぁよい出だしである。 超難解かなと思ってたら、けっこう自然描写とか美しいし、家族間のすれ違う思惑なんかもセリフや言動から察せられるものがあって、意外とスルスル読めた。ただ、参照する詩や絵画など、圧倒的な近代的リベラルアーツの巨という感じもあって、噛み砕けてはいない。通読はできた。2巻目を少し読み始めたところ。
  • 2026年1月21日
    灯台へ
    灯台へ
    タイトルからイメージしてたのとは、ぜんぜん違った。たった二日しか描かれておらず、まあ灯台に行かないのである。 鉤括弧のセリフと内心の思考。誰が話しているかが判然としない。たしかに、われわれの本心はいつも本人にすらわからないと言うかのような、さまざまなものが溶け合った文体。 最初は慣れなかったけれど、読んでくうちに「人間〜!」となる。内面や考えがたくさん語られる小説だからこそ“ヴィジョン”の鮮やかさが際立っていた。
  • 2026年1月21日
    ブラム・ストーカー『ドラキュラ』10月
    ドラキュラ読みたくなった。
  • 2026年1月4日
    庭とエスキース
    早くも2026年ベストかも。 長いこと積ん読してしまってたけど、カフェゴトーの記録を読んだあとに、これも素晴らしい記録本だと聞きつけて、年末年始なら時間もあってじっくり読めそうかなと手にしてみた。昨年の秋に母が逝去した私にとって、まさに今読むべき一冊だった。とても不思議な気持ちになる。
  • 2025年12月20日
    カフェゴトーの記録
    カフェゴトーの記録
    「毎日は同じようでいて、螺旋のように少しずつ、上にあがっているんだよ」。残したい場所や人を記録した本。たんぽぽの綿毛の話をする後藤さんを、川島小鳥さんの写真から想像する。
  • 2025年12月6日
    世界99 上下巻セット
    最初は、コンビニ人間としろいろの街の〜を足して割ったみたいな作品かな?と思ってたら、途中からぶん回されて、ううう、となりながら、必死に最後まで読んだ。でも面白かったな。下巻のときは、移動が多かったので、重たいけど持ち歩いてずっと読んだもん。空子さんは、煮詰めて結晶化してるから自分とは全く違うんだけれど、かなりわかると思うところも多かった。暴力的でやばいところもあるので、人に薦めないけど、読んだ人がもし周りにいるなら、感想を話したいと思った。
  • 2025年12月6日
    続・宇宙のカケラ
    こちらはよりエッセー的で読みやすいです。
  • 2025年12月6日
    宇宙のカケラ 物理学者、般若心経を語る
    佐治先生のことばは、いつも生きることを励ましてくれる。般若心経の空と、宇宙のはじまりを研究する現代物理学がおなじような結論にいたっていることのおもしろさ。
  • 2025年12月6日
    空と樹と
    空と樹と
    木を見上げることは、生きることだった。
  • 2025年12月6日
    山の家クヌルプ
    山の家クヌルプ
    素晴らしい記録本。 山の家の主人、そこに集う人、記録者、すべての視線が溶け合うような、どうしてこんな本が作れるのだろう?と、うらやましく思いながら読んだ。
  • 2025年10月4日
    プロトコル・オブ・ヒューマニティ
    “今日からも、不穏や不幸に見舞われて、思ったように生きられないことはある。そのときも、何もかもを含めて、自分の人生を許そうと思えた。” AIの話かなと思ったら想像以上に人間の話。 しかも食べる排泄するなどの生き物としての人間が色濃く、ノンフィクションを読んでるみたいな感覚に近かった。 言葉による描写のみにもかかわらず肉体に訴えかけてくる小説で、とくに介護の描写は読むのが苦しかった。2050年代を舞台にしてるのに、自動運転・ミールキット・AIつき義足など、ちょっとした近未来の設定がぶっ飛ぶくらい、すごく人間の話。 装丁の絵に「ペテロの足を洗うキリスト」を選び、この配置にしたデザイナーさんすごい。
  • 2025年9月12日
    存在の耐えられない軽さ
    存在の耐えられない軽さ
    難しすぎる! ただ、昔は30ページくらいで挫折していたのに今回は最後まで読めた。読書をし続けて、難しい本を読み切るコツみたいなのが身体のほうについてきてる感覚がある。 ドンファン夫とサレ妻の一代記×ニーチェの永劫回帰×プラハの春×共産主義国家によるディストピア×かわいい犬の看取り、みたいな、てんこ盛りすぎて、もはやわけわからん。深層心理や催眠療法なのかなーみたいな描写もあり、詳しい人のいろんな解説も知りたい。 集英社文庫のかた!訳者あとがきだけじゃなくて解説つけてほしいです!
  • 2025年8月31日
    総員玉砕せよ! 新装完全版
    戦争ぜったいダメ。
  • 2025年8月28日
    いつかたこぶねになる日
    とんでもなく美しいエッセーだった。 “どこにもふしぎなところのない、いつもどおりの日常がバスの窓の向こうに流れていった。これと同じような日常を、明日もわたしはながめることだろう。わたしは明日が待ち遠しかった。思い出よりも、ずっとみずみずしい明日の風景。マリーの語った北アフリカの空想が染みわたり、私の心は水を含んだように明るくなっていた。” わたしも美しい日本語を書きたいなと思った。漢詩って、昔の頭のいい人たちが、己の文化資本の高さをひけらかすためのものかと思ってしまってたよ、ごめんなさい。こんなにもキラキラだったとは。
  • 2025年8月28日
    のんのんばあとオレ
    子どもが読んでも面白いのに、かなり哲学書めいたセリフも多くて、美和さんのことを話すのんのんばあの言葉に泣けた。やさしい心をもっている人は、幸せになれるに決まってる。
  • 2025年8月28日
    別冊NHK100分de名著 「わが道」の達人 水木しげる
    別冊NHK100分de名著 「わが道」の達人 水木しげる
    目に見えない世界があると信じていた水木しげるの描く、境界線上にある物語、と理解した。未読の作品もたくさんあるので、今年の残りは水木しげる先生で行きたい。
  • 2025年8月16日
    旅のラゴス
    旅のラゴス
    旅=人生。
  • 2025年8月15日
    旅のラゴス
    旅のラゴス
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