
🌜🫖
@gn8tea
2026年1月11日

何もしない
ジェニー・オデル,
Jenny Odell
読んでる
「「その場での抵抗」とは、自らの形態を資本主義的な価値体系にやすやすと占有されないものにすることだ。その実践が枠組みの拒絶だ。この場合、何かの価値が生産性、キャリアの強靭さ、個々の起業家精神によって決まるという枠組みを拒絶することだ。…(中略)…その概念のなかでは現状維持も生産的だとみなされ、非言語コミュニケーションが大切にされ、人生をただ経験することが至高の目標として掲げられる。」 p22
最初から読みなおしているが、一文一文に深く共感してその度に本を閉じて一息つく……という具合なのでまったく進まない。
わたしは競争や勝負が好きではない。競わなければならない環境に身を置くと心が波立ち、穏やかではいられない。それに気づいて、競争や勝負の世界から降りると決めたとき、人生が楽しいものになったように思う。
冷静に考えてみれば、何かひとつの基準で比較したときに、他者に勝っていても、順位が上だったとしても、そのこととわたし自身の満足・幸福は全くの別物であり、外部からの評価や成績は無意味だ。外部──社会や他者──から押しつけられたものさしで、わたしの満足や幸福は測れない。そして、わたしの満足や幸福はわたしだけが正確に知っている。外部からどのように評価されようと、わたしにとっての価値、わたしにとっての満足や幸福は揺らぐことがない。だから気にする必要がない、気にかける価値がない。
競争や勝負を避けること、現状維持は、妥協や諦めと受け取られるかもしれない。それでも構わない。わたしが心から満足し幸福でいられる状態を、わたしは知っているから。



