"でも、ほしい" 2026年1月21日

蒐
@shushu_ka
2026年1月21日
でも、ほしい
でも、ほしい
山下紘加
子どもがほしい、結婚相手がほしい、夫の愛がほしい、推しの笑顔がほしい… 「ほしい」の感情にとらわれた4人の女性の群像劇。 不穏な空気感が漂い続けるのに、一気に読んでしまった。 「ほしい」という欲求は厄介だ。なぜほしいのか、自分でもうまく言語化できないけれど、衝動に駆られて、合理的ではない行動や心理状態に陥る経験は私にもあるので、登場人物たちに完全には共感できなくても、部分的に深く刺さるシーンが幾度もあった。 彼女たちの「ほしい」の行く末には幸せな未来が見えなくてモヤモヤするし、実際何も解決しない。 でも、人生ってきっとそういうもの。みんな「ほしい」の気持ちにどうにか折り合いをつけて生きているのだから。
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