
ひろこ
@hiloco
2026年1月21日

やる気のない読書日記
pha
買った
読み終わった
@ 電車
【読み始めの頃】年始の通勤本。
2021年の1月4日から始まっていて、この正月明けの感じがちょうどいいかなと思い選んだ。phaさんの本を読むのはこれが初めて。
この日記は1日の文量が少なく、文章も面白く読みやすくて、「自分もこういう日記を書いてみたくなる」ではなく「もう自分は日記を書きたいと思うのをやめよう」となぜかあきらめの気持ちがわいてくる。
【読み終えた後】2021年、緊急事態宣言とか出て飲食店が20時に閉まっていた頃の日記。つらい、だるい、書くことがないと書きつけながら本を読み文章を書きつづけ、思いたって知らない街にふらりと出かけて時にはそのまま泊まり、文フリは東京だけでなく大阪にも福岡にも出展するなど、タイトルに反して ものすごく自律的で行動的な日々を送っている。
出勤直前と退勤直後に読んでいたこともあり、自分はこんなにも「今日は何をやるか」を自分で決め続けられないだろう、自分は会社員しかできない、と別にフリーになろうとも思ってないのにあきらめの気持ちがわいた。
いろいろとあきらめの気持ちがわく、つまりすごい本だと思う。
p.158の、谷口ジローの絵の巧さにうっとりしながら不意に、その前に読んでいた別の本に関連して登山小説『神々の山嶺』の落下シーンを思い出して怖くなり、しかしまた谷口ジローの絵に心を寄せるという場面が、こういう日記、自分で書いてみたかった〜となった。
