書肆侃侃房 "まぶしい便り" 2026年1月22日

まぶしい便り
まぶしい便り
ペク・スリン,
カン・バンファ
本作は、『惨憺たる光』『夏のヴィラ』などの短編作品で多くの読者を獲得してきた、ペク・スリンの初めての長編小説です。 派遣看護師としてドイツに渡っていた伯母を頼り、母と幼い妹とともに西ドイツに移り住んだヘミは、悲劇的な事故により心に傷を負い、孤独な日々を過ごしていました。しかし、伯母と同じ派遣看護師のおばさんたちの子どもであるレナ、ハンスと過ごすうち、徐々に日常を取り戻していきます。 ある日ハンスから、再発の可能性がある大病を抱える母親・ソンジャの初恋の相手を探してほしいと頼まれたヘミは、ソンジャおばさんの日記を手がかりに捜索を始めるのですが、急遽家族で帰国することになります。 大人になったヘミは、ある日、大学時代にほのかな恋愛感情を抱いていたウジェと偶然再会し、彼との会話をきっかけにして、再び、ソンジャおばさんの初恋の相手探しを再開します。 美しい文章とあたたかなまなざしで描かれる、ペク・スリンの最新作は、読者の心に残り続ける傑作です。
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