
汐見
@siomi250927
2026年1月23日
僕たちは言葉について何も知らない
小野純一
読み終わった
言語哲学者、小野純一さんの一般書デビュー本とのこと。最後まで読んで、言語を俯瞰しつつ人間の生き方について思いを馳せるような本、なのかなと感じた。
メモしておきたくなる詩的で美しい文章が多かった。心の持ちようとしても参考になる。
本としては、内容がちょっとふわふわしているように感じて文章量に対して読むのに時間がかかった。タイトルから想定する本とも違ったからかも。これは最近言語学の一般書が増えて来ているので、本書も言語学要素が強いものだと自分が勘違いしたのが原因。
孤独ついて、「ソリチュード(孤独)」と「ロンリネス(孤独感)」の2種類で表現でき、「ソリチュード」の側面、例えば「自分だけをケアする時間」を大事にする、ということにとても共感できた。
「月がきれいですね」に関する解説も面白かった。
一冊としては読み終わって首を傾げたけど、断片的には得ることが多かった。よく分からなかった分また読み返したくなる本ではある。今後の著作にも期待。
