ぽんぽこピッツァ2号店 "ひとつにならない" 2026年1月23日

ひとつにならない
読書記279 インタビューを通して著者の自己理解も進んでいく様を追体験するような、ユニークな読み心地だった。 一節にあった、「発達障害者はこだわりが強いと指摘されるが、定型発達者は社交やコミュニケーションへのこだわりが強いともいえる。そのこだわりをさしおいて、発達障害者のこだわりだけを指摘するのは非対称ではないか」というニュアンスの一文が印象的だった。 私はコミュニケーション力が高いという評価をされがちなのだが、それは逆に空気を読むようなこだわりを他者にもある程度強要しているということなのかもしれない。 それがたまたま評価される社会なだけで。 私も英語で話すと何もいえなくてもどかしい思いをすることがある。コミュニケーションが達者であるということが、自分のコミュニケーションを発揮できない環境への忌避感を強めているのだとしたら、たしかにそれは足かせであるかもしれない。
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