
yuta
@fu_yu-t
p.187
このエッセイにある言葉たち。いつも、こんなことを考えているわけではないと思う、書いたからこそ思ったことも多くある、わたしが言葉を書くというより、言葉がわたしに書かせていると思うこともよくあった。わたしという人間がどういう人間か問われたら、やっぱり、つまらない人間ですと思う。でも言葉がわたしの思ったくだらないことを拾いあげるとき、もはや誰の気持ちかもわからない言葉、世界のかけらとか、急な海の匂いとか、そういうものが絡まった糸のようについてきて、もう、わたしはわたしでいられなかった。そしてだからわたしは、やっと自分の人生がおもしろいと思えたんだ。