舳野
@henomohe
2026年1月22日

食卓にきた犬
クローディ・ウンジンガー
読み終わった
幼馴染みの夫グリックと性虐待から逃げてきたと思われる犬、イエス(はいの方のイエス)と暮らす作家。
世界から隔絶した場所で暮らす二人、夫は人を拒絶し本の世界に浸る、新作にとりかかれかねている妻は人と交わることを避けるが人を観察している。圧倒される自然。孤独な環境のはずだが、あまりに二人がお互いを認め合っているので安心感がある。
特に大きなことは起きずたんたんと読めた。
新聞を束にしたものを台にした二人と一匹の寝台、地獄の上でセックスしたり眠ったりする。捨ててきた世界のことを案じるのは「社会だって文学の一部なのだから」だろうか。
