
riku
@riku_07
2026年1月24日

ミステリーの系譜
松本清張
かつて読んだ
またいつか
津山三十人殺しを描いた「闇を駆ける猟銃」の冷徹な文体。「肉鍋を食う女」もまた事実を淡々と簡潔に、そして冷徹に描く。最後の「二人の真犯人」はある殺人事件で警察が自白の強要により、実行犯をあげた結果、起訴した事の顛末を清張らしい推理で見つめる。
松本清張本としてもドキュメントミステリーとしても面白く、特に津山事件に関しては、今なおこの本に収録されたモノを超える緊張感と筆致を感じるモノがない。それでいて、なんとなく清張が書いた『昭和史発掘』5巻の相沢事件と似た感じがする。
清張恐るべし。