
yu
@meeea01
2025年3月7日

夜更けより静かな場所
岩井圭也
読み終わった
Audibleで聴き終えた。
深夜0時に古書店で開かれる読書会。
本好きならこの時点でワクワクするワード
文章も平易で読みやすいと思います。
こんなふうにわからないことを素直に共有できる読書会ならいつか参加してみたいな〜
「本の読み方は人の数ほどある。
だから読書会は面白い。」
読書会って共感よりも、ここ全くわからなかったんだけどって困惑した話の方が盛り上がる気がする。
異なる意見や視点に出会うのが読書会のいいところ。
Audibleでの読了のため、正確な文章ではないが、以下心に触れたand気に入った文のメモ。
「能力の有無に関わらず全ての人間には生きる価値がある。
そもそも能力という概念自体、極めて限定的なものです。
(中略)
能力と生きる価値との間には一切関係がない。それを端的に教えてくれたこの本に今でも感謝しています。僕も大概、欠点の多い人間ですから。」
「意味という言葉にハッとする。そもそも意味なんて考えたことがなかった。言葉から情景や雰囲気を感じ取って何となく楽しむもの。それがわたしなりの詩の楽しみ方だった。音楽と同じで意味を説明してくれと言われても困る。」
「ファミレスのご飯って美味しいと言っていいのかよくわからない。
不味くはないけど、感動することもない。
何を食べても100点満点のうち70点くらいの味を提供してくれる。
でもそこがいいんだと思う。
普段使いのお店でいちいち感動してたらしんどい。
特に今日みたいな日には食べるものくらい安心できる味がいい。」
「悼むってこういうことなのかな。
悼むって言葉、今までよくわからなかったんだよね。
亡くなった人を思って悲しむという意味なのはわかるけど、でも親しい人が亡くなったら悲しいより先に戸惑いの方が勝っちゃうんだよ。
だからお葬式でも悲しい顔できなくて、自分って薄情なのかなって思ったりするんだけど、でもきっとそうじゃなくて、亡くなった人が自分の中に入り込んでくるためのきっかけが必要なんだよね」




