m "生活の観客" 2026年1月25日

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@kyri
2026年1月25日
生活の観客
生活の観客
柴沼千晴
書かなかったことの方がずっとある、と思っている。言葉はいつもからだに追いつかない。それでも。それでも、って、そればかり書いている。書かなかったこともなかったことにはならない、しかしそれでも、あった、と書くことが、誰かに見えるようにすることが、いつか誰かの何かになるだろうか。何にもならなくてもやるのだろうか。わからないけれどそうする、そうしたいと、いまのわたしは思っている。みんなとっくに知っていること、例えば「生きているほうがいい」と、わざわざ大きな声で言うのと同じように。(p.293)
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