
彼らは読みつづけた
@findareading
2026年1月25日
エデンの裏庭
吉田篤弘
読み終わった
*読書で見つけた「読書(する人)」*
《読書室の入口にはカウンターがあり、案内係の青年がそこで書類を整理していて、そうでなければ黙々と本を読んでいました。そもそも、図書館にいる人たちのほとんどが本を読んでいるのですから、その青年がひたすら本を読んでいたとしても、特に目を引くわけではありません。
しかし、エリカはその青年が本を読んでいるときの真摯な眼差しに魅かれました。うつむき加減の鼻の綾線を滑り落ちたロイド眼鏡。その眼鏡の奥の瞳。夢中になっている横顔。》
— 吉田篤弘著「エデンの裏庭」(『エデンの裏庭』2026年1月、岩波書店)






