
るり
@utatanest
2026年1月25日
独り居の日記 新装版
メイ・サートン,
武田尚子
読み終わった
焚火のようにぱちぱちと音がする日記だと思った。小さくても、確かに意志を持ってそこに存在している、というような。サートンが関わる人々や出会う風景たちの記録、縁をゆかりをない初めての土地での生活を綴ったこの本は、訳者の武田さんが後書きで書かれていたように「内面を充実させる、創造の時空としての孤独」で満ちている。一見穏やかに見える日々の記録の中に、確固たる炎が揺れているように感じて、私は何度もサートンの生活や彼女自身に出会うために本を開き直すだろうと思う。


