
りら
@AnneLilas
2026年1月25日

茜唄(下)
今村翔吾
読み終わった
聴き終わった
@ 自宅
上巻の最初の方では、各章冒頭で平家物語を僧に伝授している人物が誰なのかについて、そもそもオーディブルなので自分が聴き飛ばしてしまっただけなのか、明かされていない謎なのか判然としていなかった。あえて明かされていないのだとわかってからは一種のミステリーとして誰なのだろうと朧げに気にしながら聴いていたのだけど、まさかの想定していない人物だった。
人物ごとに別個に配役しているオーディオブックもあるけど、これはやはり一人のナレーターが読むからこその妙味だろうな。
合戦になってからは、人物名が親族同士みな似てるので把握しきれていない箇所もあったし、平家物語の知識が皆無に近いのでどこまでが原典の記述を元にしていてどこからが著者の解釈なり設定なのかよくわからなかったけれど、知盛の武士としての美学が貫かれていて、こんなにクレバーな人だったのだろうか、と。
今度の宝塚花組の公演は知盛が主人公なので楽しみ。
信濃にゆかりのあるという西仏はこの作品では木曾方の海野氏ということで、その末裔が『逃げ上手の若君』に出てくる海野さんなのか!というのも個人的な発見だった。
オーディブル2.4倍速。