mikechatoran "光と糸" 2026年1月26日

光と糸
光と糸
ハン・ガン,
斎藤真理子
ノーベル文学賞受賞講演を含む、エッセイ、詩、庭の日記、写真で構成された、「ハン・ガンによるハン・ガン」という趣の本。エッセイでは創作や作品にまつわることに触れられていて、「世界はなぜこんなにも暴力的で苦痛に満ちているのか」と「なぜ世界はこれほど美しいのか」という問いから始まり、答えを求めるのではなく、問い続けるために書くという一節に心揺さぶられる。一方で庭の日記では、日々の暮らしの中でも小さな世界の美しさを見ようとする著者の姿が垣間見える。今後ハン・ガンがどんな作品を書いていくのかがますます楽しみ
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