
shiori
@shiori_417
2026年1月24日
口笛の上手な白雪姫
小川洋子
読み終わった
一番心に残ったのは、1話目の「先回りローバ」。
電話で時報を聴きながら、もしかしていつか時刻以外のことを喋り出すんじゃないかと耳を澄ませているのを一緒に聴いているような、もしくは自分の子供の頃に同じような遊びをしていたのをふっと思い出したような気持ちになった。
2話目の「亡き王女のための刺繍」もよかったな。
さびれたビルにある子供服の仕立て屋の様子が目に浮かぶようだったし、美しい刺繍が空気中に消えるように、シュルシュルっとあとかたもなくほどけてしまう様子の描写が鮮やかだった。
