"すみれ屋敷の罪人 (宝島社文..." 2026年1月26日

@cldtd_vgy26
2026年1月26日
すみれ屋敷の罪人 (宝島社文庫)
悪いほうに転がり落ちていくシチュエーションって、時系列で追いかけていると具合が悪くなるけど、もうすべて終わってしまいどうしようもなくなってから振り返るとジャンルがサスペンスからミステリに変わるので案外面白く読めた。よかった。 三姉妹の名付けがあんまりにも織作で織作だ……とかぼんやりしていたら被りものまでしはじめてさすがにちょっと笑ってしまった。桜が当たり前に好きな女でしたが、単純なので後半の画家の独白のロマンチックさにしてやられた。登場人物は結構多いけど、それぞれに思考があるからかわりとすっと入ってきて読みやすかった。 手を替え品を替えで面白要素が次々とくるので、ずっと面白かった印象。そもそもミステリを謎解きで読むつもりがないから何も考えず読んでいるけど、特に口を開けているだけで真相がみえてくる親切仕様だった。キャラ読み2割エンタメ8割ぐらいの文章読んだのも結構久しぶりな気がした。 最後まで一人勝ちあるのかな?それはあんまり好きな感じではないなと思っていたので、結末個人的にはよかった。痛み分けの色が強い。誰も神様でなく山羊でもなかった。
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