
言葉の海
@mea_75
2026年1月27日
傲慢と善良
辻村深月
読み終わった
自分の価値観に重きを置きすぎて、傲慢になってしまう一方、親の言うことを守る、もしくは誰かに決めてもらうことが多く、「自分がない」ゆえに、傲慢さと善良さが同じ人の中に存在している。
言い得て妙であるし、かなり身に覚えにあってグサグサ刺さりまくった作品だった。
誰もが自分のストーリーがあって、それを信じすぎていたり、相手を心配しているようで自分の不安を拭えないだけだったり、ピンとこないという理由で表面的なところしか見ずに相手を拒絶してしまったり、、
誰もが持つ傲慢さを高い解像度で暴いてくのすごい。本当意地悪。笑
主人公たちが、自分の、他者の、傲慢さと善良さに晒されて、自分の輪郭を見つけて覚悟を決めて進んでくのは爽快だったな〜。

