
読書猫
@bookcat
2026年1月25日
自分は「底辺の人間」です 京都アニメーション放火殺人事件
京都新聞取材班
読み終わった
(本文抜粋)
“「なんで風化させてくれないの。悲しみを覚えておけと言うのか」
父親の声は大きくなった。
「風化させなくてどうするんですか。さらしものになるだけじゃないですか。よう言うわ」
事件が起きたという事実、犯人を生み出した背景。それらを風化させないために記録するのは「勝手にやればいい」と父親は言う。「死んだ者を忘れないで、とはこれっぽっちも思っていない。むしろ忘れていただいた方が話のネタにならずに幸い」。そう告げて、父親は黙り込んだ。”
“「今日、あなたを責めるつもりは全くありません。ただ、青葉さんの本当の気持ちを、腹をわった話を聞きたいのです。本当の気持ちであるがゆえに、私が傷つくとか、不適切な表現ではないか、といった気遣いは一切無用です。ありのままの気持ちを、しゃべってください」”