
月と星
@moon_star
2026年1月27日
理由のない場所
イーユン・リー,
篠森ゆりこ
読み終わった
最後まで苦しみは私から消えることはなかった。
読むうちにこの設定には徐々に慣れてはきた。
正気を保つために、書くしかなかったのだろう。子を失った哀しみ苦しみ喪失感。
もう生きてはいない息子と、全ての隔たりをなくして会話する。精神は大丈夫なんだろうか、と初めは思っていた。だってこれは、全て著者1人の頭の中でなされているから。問いかけも答えも何もかも2人分。
でも、これは自分を救うための行為なんだろうと思うに至った。
苦しかっただろう。
この後に次男もいなくなることを、この時はまだ知らなかったんだ。
そう思うとますます辛かった。
引用
「時間は一方通行だ。でも精神はあちこちの方向に向かう。」






