JUMPEI AMANO "宮本常一" 2026年1月27日

JUMPEI AMANO
JUMPEI AMANO
@Amanong2
2026年1月27日
宮本常一
宮本常一
木村哲也
〈アジアにおける支配構造や、日本人の加害性から目をそらさず、宮本の「海から見た日本」の視点を継承する仕事はありえないのであろうか。〉(212頁) 鶴見良行が出てくるエピローグもアクチュアルでよかった。エピローグでは宮本常一をもはや直接知らない私たちの世代が、宮本の仕事を引き受け、どんな「日本」を、どんな思考をひらいていくかが問われていて、ワクワクさせられる。と同時に、これは本気で考えていかないといけない課題なのだよな、とも思わされる(ひとつの日本、ひとつの日本民族、に妄執する者たちの声がこわいほどデカくなっているので...)。 短い「あとがき」には、短いなかに著者の熱い想いがしっかり込められていてじんとくる。ぜひ直接読まれたい。 晩年に宮本が行なった海外調査の足跡をたどる本もぜひ書かれてほしい。参考文献も図版の出典もちゃんと付いているし、本当にお手本のような新書だった。こういう新書が増えてほしい。
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