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@uo2525
2026年5月12日
激しく煌めく短い命
綿矢りさ
読み終わった
最初から最後まで、言葉の一つ一つに色や温度、匂いが乗っているような感触があり、記憶している中で過去一番分厚い本を読んだのに、初めて最初から最後まで飽きることなく物語に引き込まれた。綿谷さんの作品はこれが初めてなので、他の著書も読んでみたい。
言葉選びが毎度毎度秀逸で、彼女達の繊細な心の揺れ動きが、まるで擬似体験しているかのように事細かに伝わってくる。
恋愛に限らず人生のあらゆる選択の場面で襲いかかる、本来の欲望に従って走り出したい衝動と、周囲や自分自身の目を気にしながら急ブレーキをかけようとしてくる臆病な理性に葛藤する彼女達に共感しながら読み進めた。
私は私自身の短い命を、激しく煌めかせながら生きられているだろうか。

