
はる
@tsukiyo_0429
2025年1月12日

カフカ断片集
フランツ・カフカ,
頭木弘樹
かつて読んだ
どうしようもない不安、自己肯定感の欠如、悪夢のような断片。
そういうものがカフカの文章には漂っている。
あまりにも自分を卑下しすぎていて、「そんなに言わなくても……!」と逆におかしさを感じてしまうことすらあった。
しかし、起きている出来事も人物も自分とは違うのに、「これは私のことだ」と思ってしまうことも多かった。
カフカのこういう部分に惹かれるのだと思う。
この断片集を読んで、もっとカフカの作品を読んでみたくなった。
