カフカ断片集
103件の記録
いちのべ@ichinobe32026年6月21日読み終わった読了。今日いちばん響いた断片は以下。 > 自分で牢獄から出ることもできただろう。鉄格子の間隔は1メートルもあったからだ。彼はもともと囚われてさえいなかったのだ。(p172) 過去にブラック企業を辞めたい辞めたいと思いながら何かに縛りつけられている気になって辞められずに何年もい続けた自分を思い出した。 また、解説に引用されていた、友人に宛てた手紙の一節が素敵だった。 > 自分の城の中にある、自分でもまだ知らない広間。 > それを開く鍵のような働きが、多くの本にはある。(p221)
ぽち@goomoo2026年6月8日買った読み終わったちょうど良い不穏。カフカ読みたいけどちゃんとした小説はその不穏さに耐えられる気がしないからちょうどよかった。 川底と川面の中間を漂っている魚が、下の深い泥のなかで小さなものがうごめいているのをながめては、不安と喜びを感じ、上の流れのなかで大きなものがゆうゆうも泳いでいるのをながめては、不安と喜びを感じている。



いちのべ@ichinobe32026年6月7日読み始めた図書館で借りてみたけど、手元に置いて、本読むのもしんどいときにパラパラ捲るのが合ってる本かもしれない。 > 人は太陽を指さして苦悩を否定するが、 > 彼は苦悩を指さして太陽を否定する。(p25) > 正しい道筋を永遠に失ってしまった。 > そのことを、人々はなんとも深く確信している。 > そして、なんとも無関心でいる。(p31)
りも@cascade_R2026年6月6日読み終わったすごい、ほんとうにすごい!理論的に意味がすっと入ってくるわけじゃないのに、そこにある言葉を読みたくて読みたくてたまらなくなる、ページを捲る手が止まらなかった…なんなんだこれ…すごい… たった一言なのに胸のまんなかを衝いてくる断片がいくつかあって、巨匠の力を思い知ったどころか捩じ伏せられたような感覚
- 夕灯@yuuhi2026年5月22日読み終わった読了 26.05.24 私自身の深く病んだ時期、無情・他人の無関心・社会のそっけなさ、思い通りに生きたい人間が世の不条理に転がされる生き様など、皮肉めいた感情を創作に落とし込もうとこつこつ書いていた。 自分なりに、「静かで盛り上がりもなく世の皮肉ばかりをしこたまに強調できた、ウィットに飛んだ話を書けている」と満足がいくこともあった。 たまにショートショートの賞などに送ったが、箸にも棒にもかからないような代物だった。 この本には私のそれらの作品に非常によく似たオチの話がたくさん収録されており、読んでいて大層イタつらい。 とは言えカフカは心の流れよりも展開のぶちかましだと思うので、私の吐露は「類似の主張」ではなく「個人の被ダメ」に過ぎません。 ps.今は元気です。
回寅治@Mawari_trahal2025年11月15日買った読んでる私にとってこの本はイメージの世界の自由さを確認させてくれる本。落ち込んでるときはわかる〜となるし、元気のあるときは私も頑張るぞとなる。 断片だからこそ読者である私が自由に発想できる、というのも良いところなのかもしれない。完成しきった作品ではないからこそ前後続きを編めるというか…。

はるこ@haruko_02222025年11月7日読み終わった去年の5月に買い、他の本を読む合間にちょっと読む、を繰り返しついに読み終わった。 惹かれた断片をブクマするようにしていたので、改めてそれらを振り返る。 すると「…その時の私、なんでこれをブクマしたんだろ」と不思議に思うのが面白い。

なゆた@nayuta2025年9月19日読み終わった「夜」が好きでした。 断片どれもよかった。 ダウナーの陽キャって感じ(?) 突拍子もないことも共感できることも綯交ぜになってた。 解説も面白くて、カフカが安部公房に多大な影響を与えたのが知れた。
- ymcn@yamakonda2025年7月13日読み終わったエッシャーの騙し絵みたいな世界で不条理や夢の中の出来事が起きてるようなイメージが沸いた。“断片”って表現が適当だと思うけど詩みたいな感じでもある。早い人なら1時間かからないで読めそうだけど、たまにその中のどれかを読み返してボンヤリ考えたくなるような本。 編訳した頭木弘樹のカフカや断片集の話や関連書籍の情報もあって親切。
zita@giraffechai2025年4月29日読了「だれもが自分のなかにひとつの部屋をもっている。/そのことは音を聞くだけでもたしかめられる。/あたりが静まりかえっている夜などに、足早に歩いてから耳をすますと、きちんと固定されていない壁の鏡やランプシェードといったものが、かたかたと鳴るのが聞こえる。」 (本文 p.19)

松田茉莉@cotomato2025年4月11日読み終わった去年、入院中にお見舞いで差し入れして貰った本。そういえば読みかけだったなと思って読み返した。未完成の、書きかけの言葉を集めたと言ってしまえばそれだけなんだけど、その言葉の断片に唸ってしまう。これは、未完成の時点で完成されてるんじゃないかと思うくらい。

もん@_mom_n2025年4月9日読み終わった心に残る一節読書日記@ 自宅昼間に図書館の窓際で本を読む時間が何よりも幸せだが、寝静まった夜に自宅でお気に入りのマグカップにコーヒーを淹れて本を読む時間もやっぱり好きだ。 この本は海外文学に苦手意識のある私も最後まで夢中になってするすると読んだ。 忘れたくない言葉がたくさんあって、気づけば付箋だらけになっていた。 カフカ愛に溢れた編訳者解説もとてもよい。 p.65 歓喜する者も、溺れる者も、ともに両手を上げる。 前者はこの世界との調和を表し、後者は葛藤を表している。 p.157 心を剣で突き刺されたとき、大切なのは、じっと目をそらさないこと、血を流さないこと、石のように冷たくなって剣の冷たさを受けとめること。刺されたことによって、刺された後は、もう傷つかなくなること。 p.222 本とは、ぼくらの内の氷結した海を砕く斧でなければならない。

ヨハネくん@plaudite_opera2025年3月29日読み終わった後書きにもあるが、意味が分からないものが多い かと言って「つまらない」では断じてない 感じ入るものがある 読後感としてはシオランの「生誕の災厄 新装版」と似たものを感じた
ありむら@arimuuu02112025年3月22日読み始めた持ち歩いた家族と出かける時、隙を見つけて本を開く。そういう時は短編集かエッセイを選ぶようにしている。今日はカフカ。短い文章がすっと心に入ってくる。

ふるえ@furu_furu2025年3月5日ちょっと開いた相変わらずわけがわからん。わからんすぎておもろい。でもちょっと共感できるところというか、無理やりわかろうとする自分がそこに見えて面白い。カフカを好きで読んでいる人からするとあまりよくない楽しみ方をしているのかもしれない。あまり知らないからこそ他人事みたいに面白い。愉快だった。
はる@tsukiyo_04292025年1月12日かつて読んだどうしようもない不安、自己肯定感の欠如、悪夢のような断片。 そういうものがカフカの文章には漂っている。 あまりにも自分を卑下しすぎていて、「そんなに言わなくても……!」と逆におかしさを感じてしまうことすらあった。 しかし、起きている出来事も人物も自分とは違うのに、「これは私のことだ」と思ってしまうことも多かった。 カフカのこういう部分に惹かれるのだと思う。 この断片集を読んで、もっとカフカの作品を読んでみたくなった。































































































